AVC-4320の取扱説明書・マニュアル [全138ページ 9.87MB]
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gizport - 2013-10-07
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95rその他について q rその他について qサラウンドバックスピーカーを追加することにより6.1chで録音されたソースだけでなく、従来の2~5.1chソースでもよりサラウンド効果を高めることができます。また、他のDENONオリジナルサラウンド( 43ページ)もすべて7.1ch再生に対応しており、すべての信号ソースに対して7.1ch再生をお楽しみいただけます。■ サラウンドバックスピーカーの本数について サラウンドバックチャンネルは、6.1chソース(DTS-ESなど)においては1chの再生信号ですが、2本のスピーカーを使用することを推奨します。特にダイポール特性のスピーカーを使用する場合は、2本使用することが必須となります。2本使用することにより、1本だけ使用した場合に比べてサラウンドチャンネルとの音のつながりやオフセンターで聞いた場合のサラウンドバックチャンネルの定位感を向上させることができます。■ サラウンドバックスピーカーを使用する場合のサラウンドL、Rチャンネルの設置についてサラウンドバックスピーカーを使用することによって、後方の定位感が大幅に向上します。そのためサラウンドL、Rチャンネルの役割は、前後の音像のスムーズなつながりが重要になってきます。上図にもあるように、映画館におけるサラウンド信号は、リスナーの前方側面からも再生され、空間を漂うような音像を実現します。これらを再現するため、サラウンドL、Rチャンネルのスピーカーを従来よりやや前寄りに設置することを推奨します。なお、この場合従来の5.1chソースを6.1サラウンドまたはDTS-ESマトリクス6.1モードで再生することによってサラウンド効果が高まる場合があります。サラウンドモードの選択は、それぞれのサラウンド効果を確認して決定してください。スピーカーセッティング例次にさまざまな目的に応じたスピーカーのセッティング例をご紹介します。これらを参考にお手持ちのスピーカーの種類や主に使用される用途に合わせてセッティングをおこなってください。【1】6.1chサラウンド(DTS-ESなど)システム(サラウンドバックスピーカーを使用)の場合① 映画再生をメインにおこなう基本的なセッティング映画再生がメインで、サラウンドスピーカーに通常のシングルウェイや2ウェイスピーカーを使用する場合におすすめします。サブウーハーサラウンドバックスピーカーフロントスピーカー60゜モニターセンタースピーカー【上面から見た図】サラウンドスピーカーサラウンドスピーカーフロントスピーカー60~90cm【側面から見た図】サラウンドバックスピーカーやや下を向ける60゜●フロントスピーカーはできるだけテレビやスクリーンと同一面で、センタースピーカーは左右のフロントスピーカーの間で、視聴ポイントからフロントスピーカーまでの距離より遠くならないところに置きます。●サブウーハーの置き場所の制限は特にありませんが、スクリーンと同一面にあった方が理想的です。●サラウンドスピーカーは視聴ポイントの真横からやや斜め後の間で、耳の高さより60~90cm高い位置に、壁と平行に設置します。●サラウンドバックスピーカーは、2本設置する場合は後方から前向きにフロントL、Rよりも狭い角度で、1本設置する場合は真後ろから前向きに、サラウンドスピーカーよりやや高い位置(サラウンドスピーカー +0~20cmの高さで)に設置します。●サラウンドバックスピーカーは、やや下向きに角度をつけて設置することを推奨します。これはサラウンドバックチャンネルの信号がフロント中央のモニターやスクリーンで反射して干渉し、前後の移動感があいまいになることを防ぐのに効果的です。●サラウンドスピーカーを本機のサラウンドスピーカーA端子に接続し、 セットアップメニューにてすべての設定を『A』にします。 (工場出荷時はこの設定になっています。89ページ)② 映画再生をメインにおこない、サラウンドスピーカーに拡散型スピーカーを使用する場合映画再生をより効果的におこなうために、サラウンドスピーカーにダイポール特性やトライポール特性などを持つ、拡散音場型のスピーカーを用いる場合は、サラウンドスピーカーの設置場所を①に比べてやや前寄りにします。
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