AVC-4320の取扱説明書・マニュアル [全138ページ 9.87MB]
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gizport - 2013-10-07
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97rその他について q rその他について qドルビーサラウンドについて【1】ドルビーデジタルドルビーデジタルは、ドルビー研究所が開発したマルチチャンネルデジタル信号フォーマットです。再生チャンネルはCDと同等以上の再生帯域(高域は20kHz以上再生可)を持つフロント3ch FL、FR、C (フロント左、右およびセンター)とサラウンド2ch SL、SR(サラウンド左、右)に加え、低域(~120Hz)効果音専用のLFE(ロー・フリクエンシー・エフェクト)の合計5.1chに対応しており、更にモノラル1chやステレオ2ch、ドルビープロロジック信号の伝送など幅広い対応が可能です。また各チャンネルの信号はそれぞれ完全に独立して記録されるため、各信号間の干渉、クロストークなどで劣化する心配がありません。これらのデジタル信号を、高効率符号化技術によってCDの半分以下のデータ量(最大640kbps)にて伝送可能といった特徴を持っています。この特徴を映画のサウンドトラックに生かし、映画館用に開発されたサラウンドシステムが『DOLBY SR-D(ドルビーステレオデジタル) 』です。従来一般的であったドルビーサラウンド(ドルビープロロジック)がアナログ・マトリクス方式であったのに対して、各チャンネルが完全に独立したデジタル・ディスクリート方式となり、音の遠近感、移動感、定位感のある音場をよりリアルに再現することが可能となりました。そしてドルビーデジタル対応メディアであるLD、DVDなどは、AVルームでDOLBY SR-Dのサラウンドトラックをそのまま再現することを可能にしたため、映画館と同様に驚くほどリアルで圧倒的な臨場感を生み出します。本機に内蔵のデジタル信号処理回路のはたらきにより、プログラムソースを映画館と同じ臨場感でサラウンド再生をお楽しみいただけます。■ SR-Dとドルビーデジタルの関係[ドルビーデジタル対応LDの記録信号スペクトラム]35mmドルビーSR-Dフィルム光学アナログ音声トラック光学デジタル音声トラック(5.1チャンネル)12 46814 (MHz)FM音声信号(dB)デジタル音声信号FM音声信号音声信号(圧縮)記録レベル■ ドルビーデジタルとドルビープロロジックサラウンドchの高域再生限界家庭用サラウンド方式比較ドルビーデジタルドルビープロロジック記録 (素材) ch数 5.1ch 2ch再生ch数 5.1ch 4ch再生ch構成 (MAX) L, R, C, SL, SR, SW L, R, C, S (SWは推奨)音声処理デジタルディスクリート処理ドルビーデジタルエンコード/デコードアナログマトリックス処理ドルビーサラウンド20kHz 7kHzサラウンドについて●フロントスピーカーはできるだけテレビやスクリーンと同一面で、センタースピーカーは左右のフロントスピーカーの間で、視聴ポイントからフロントスピーカーまでの距離より遠くならないところに置きます。●サブウーハーの置き場所の制限は特にありませんが、スクリーンと同一面にあった方が理想的です。●サラウンドスピーカーは視聴ポイントの真横からやや斜め後の間で、耳の高さより60~90cm高い位置に、壁と平行に設置します。●サラウンドスピーカーを本機のサラウンドスピーカーA端子に接続し、 セットアップメニューにてすべての設定を『A』にします。 (工場出荷時はこの設定になっています。89ページ)
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