26

view

連写時の動作は、
①カメラ内のバッファ（メモリ）が一杯になるまでは連写した写真をバッファに保持
②バッファが一杯になるとメモリカードへの書き出しを行い、バッファを空け、空いた分の撮影が出来るようにする

この動作は私の使っているEOS 60Dでも同じです。

SDカードへの書き込みが遅いためにこのような動作をさせているのですが、
書き込み速度の速いSDカードを使用すると②の時間が短縮されます。

ふつうのメモリーカードを使っていると連写は数枚で終わってしまい、書き込む余裕ができるまでぼつぼつと記録できるような状態になってしまいます。
これはメモリーカードに記録するのが追い付かないためです。
高速書き込みができるタイプのメモリーカードに買い換えましょう。
私はサンディスクというメーカーの高速タイプメモリーカードを使用していますが３０～４０枚の連写ができるようになりました。

また記録する画質を落とすのもひとつの手です。
そのぶん小さな画像になりますが連写枚数を増やせます。

ＲＡＷ撮影だと連続で５枚ＲＡＷ+Ｊｐｅｇだと１枚しか連続で撮影は出来ません、後はバッファ処理待ちでかなり遅くなると思います。Ｊｐｅｇのみだと、Ｌサイズでも約８００枚撮れるそうです、メモリーカードにも依りますが。
と、メーカーＨＰに書いてありました。

カメラの仕様を見てください
http://cweb.canon.jp/eos/lineup/kissx50/spec.html
このドライブ関係の欄にkiss X50の連写についての性能が書かれています。
これに寄るとJPEGラージ／ファイン：約830枚までは秒間約3.0コマ／秒で撮影可能と言う事に成っていますが、
RAWが絡むと一気に能力が落ち最高約2.0コマ／秒で5枚までしか連写は出来ない様です。
その枚数以降は、メディアへの書き込みが終われば一枚ずつ撮影可能になるので、連写速度は格段に落ちてしまいます。
カメラの仕様なので、このような状況であればいくら強く押しても解決は出来ません。

この仕様には
＊RAW+JPEGラージ／ファインでは、「busy」が表示されるが、
約0.8コマ／秒（平均値）の速度で連続撮影可能
と書かれているので、そのようにしてみれば一応0.8秒で一コマ程度の撮影は出来る様ですね。

-追記-
カメラの仕様、つまりバッファメモリーの容量と速度の性能が大きいので、記録速度が速いカードに変えても極端な速度の改善は無いでしょう。
カメラそのものの性能と言う事です。
秒三コマの性能を活かしたければ、RAW撮影はあきらめる事でしょう。
あと暗い場所での撮影の場合だと、シャッター速度が遅くなるので連写速度は落ちます。