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4輪駆動について。4WD、AWC、AWD http://www.ni...

4輪駆動について。4WD、AWC、AWD http://www.nicovideo.jp/watch/sm17088732
この動画をみて単純にスバルはすごいなぁと思いましたが、4輪駆動にも色々あってフォレスターはAWDという物だという事がわかりました。オフロード車やSUV、セダンでも「4WD」のグレードがありますが、実際には4WDでもかなり走破性に差があるのでしょうか??
この動画だとフォレスター以外あまり役に立たないように見えます。
Yahoo!知恵袋 4486日前
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AWD≒4WD
AWC=三菱のスポーツ4WD技術の呼称で,横滑り防止装置+4WDの総合制御を意味しています(後述)

AWDは4WDとほぼ同じ意味ですが,厳密には違います。あとの説明で役立つので,最初に4WDの方式について分類しておきましょう。

●4WDの分類
下記の5種類があります。あわせて採用例を示します

(1) 選択式 … 昔のオフロード車
(2) センターデフ+パッシブ式 … トヨタのビスカスカップリング式フルタイム
(3) センターデフ+アクティブ・トルクスプリット式 … トヨタのi-Four
(4) 直結+パッシブ式 … トヨタのVフレックスフルタイム,ホンダのリアルタイム4WD(初期型はビスカスカップリング,後期型はデュアルポンプ)
(5) 直結+アクティブ・トルクスプリット式 … トヨタやマツダのアクティブ・トルクコントロール

図だけではわかりにくいので,FFベースの4WD方式の模式図を添付しておきます。

4WDは運転者が4WD←→2WDを切り換える「選択式」から始まり,次にセンターデフ方式に移行しました。今でもセンターデフ方式がありますが,最近の4WDの多くは上記(5)の方式です。

●「フルタイム4WD方式」とは?
よく解説記事などに「フルタイム4WD 」というのが出てきますが,技術用語ではありません。ちょっと歴史的経緯を説明しておきましょう。

従来の「選択式」は,2WD走行の時があり,時々,4WDになります。上記(2)や上記(3)(つまりセンターデフ方式)は,この方式と異なり,「常に4WD」という意味で「フルタイム4WD」という用語が使われました。この反対語が,「パートタイム方式」です。なおパートタイム方式も技術用語ではなく,上記(4)にも使われます。

●AWDとは?
「All Wheel Drive 全輪駆動」という意味で,米国で使われ始めました。よく「6輪車の6輪駆動」は「4WD」とは呼べないから「AWD」という説明がありますが,違います。

この「AWD」は,上記の「フルタイム4WD」方式へ使われました。つまり「パートタイム方式」は旧来の「4WD」で,「フルタイム4WD」が「AWD」というわけです。

この「フルタイム4WD」や「AWD」が米国から日本に導入される際,もともとが技術用語ではないため,各社(富士重工など)が,自社が都合良いように使いました。このため

フルタイム4WD = AWD

という「定義」が崩され,上記(4)の方式も「AWD」と呼ばれるようになったのです。

このため,海外で「AWD」という言葉を使う場合,「パートタイム方式」を含まないという点に注意をすべきです。

●AWCとは?
三菱が用いている用語です。ABS(アンチロックブレーキ制御:制動時もステアリング操作を可能)+TCS(トラクション制御:駆動輪が滑ったら,エンジン出力を制限)+ヨーレイトセンサ(車輪のスピンやアンダーステアを検出)から構成される横滑り防止装置(ESC=Electronic Stability Control)という技術があり(開発はボッシュ社),これと4WDを組み合わせた制御のことを意味しています。
特徴的なのは,AYCという後輪左右の駆動力を制御する方式です。後輪の左右の駆動力を積極的に制御すると,後輪によっても旋回モーメントを発生させることができ,旋回性能が向上します。通常の運転では不要ですが,スポーツ走行(ラリーなど)では必要になります。
似た方式があり,BMWやAUDIのトルクベクタリングや日産のトルクベクトル制御があります。

●オフロードに向いた4WD技術は?
じつは上記で説明した4WD方式はあまり関係ありません。実際,オフロード性能がすぐれるジープは,もっとも簡単な4WD方式である「選択式」が使われています。つまり4WDより,最低地上高やタイヤ径が効いているわけです。

●一般の走行で良い方式は?
上記(5) 直結+アクティブ・トルクスプリット式です。なぜなら,燃費が良い2WDを選択でき,しかも駆動輪が滑る前に4WDにできるからです。
アクティブ・トルクスプリット式では,電子制御の湿式多板クラッチを使います。この制御電流をゼロにしておけば,クラッチは係合しない(=接続しない)ので,2WDになります。2WDの方が,転がり抵抗が小さいので,燃費が良くなります。
一方,4WDのオートモードにしておけば,始動時や加速時など,駆動力が大きすぎて,駆動輪がスリップするような場合,事前に4WDにしておきます。すると,トラクション限界が高くなり,スリップしにくくなり,結果的に加速が良くなります。このようなことは,パッシブ式ではできません。なぜなら駆動輪が滑ってから4WDになるからです。
一方,センターデフ式はいつも4WDなので,たいへん走破性は高いのですが,燃費の良い2WDを選べません。

簡単ですが,ご参考になれば幸いです。
Yahoo!知恵袋 4483日前
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質問者が納得来月発売予定の「フォレスター」にデビューと同時に2ℓディーゼルが設定されることは無いようです。 欧州モデルはあるそうです。 クリーンディーゼルの補助金は2月で終了します。わかりませんね。 http://www.carview.co.jp/news/2/174664/
4270日前view2119
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2825日前view7
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