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今号のホリデーオートは読んでいませんが、編集部では概ね状況捉えておられるはずです。ある程度有力な情報ソースをお持ちだからです。

まず、今年のインプレッサのFMCですが、日米モデルにMTがリリースされない可能性は高いですね。しかし欧州モデルににはMTがラインアップされるはずです。これは単純に欧州ではMT需要が大きく、MTをなくすと販売減になるからです。日米とは事情が異なるのですね。

次にフォレスターですが、これも日本発売モデルからMTが消える可能性ありますね。こちらもMT需要の少なさとアイサイトの拡大からです。廃止して減る販売台数よりも、廃止して減るコストの方が日本の消費者にもメーカーにとってもメリット大きいからでしょうか。一方で、WRX STiはMT残す可能性が高いですが、ランエボが消え、WRCへのワークス参戦もない中で、このシリーズがいつまで続くかわかりません。

スウィフトスポーツからMTが消えるという予想は意外ですね。アルトターボRSの2ペダルを出しておいて、わざわざアルトワークスでMTを後出ししたぐらいですから。しかしスズキというメーカーはスクープが難しく、個人的にはスイフトの情報に関しては、話し半分程度と思います。

ロードスターに関しては、以前も申し上げた通り、MTはなくならないでしょうね。タイムを競うスポーツ車であれば2ベダルにする必然性あるのですが、ロードスターはそこが売りではないです。実際にMT販売比率は高いです(7割以上)。これは同様に86/BRZにも当てはまることで(6割程度)、こちらもMTは無くさないと思います。

運よく、新型インプレッサのベースグレードにMTが残るといいのですが、現在の感じでは厳しそうですね。ベースグレードのMTは地方の年輩者の購入費率が高いですが、昨今ご年輩の方が加害者となる事故が多く、それを減らすテクノロジーとしてアイサイトの重要性が益々注目点されています。従って、今後はベースグレードこそアイサイトという流れになるのではないでしょうか。

フォレスターもすばらしいクルマですね。もしもMT無くなるのなら、現行モデルはおさえておきたい車種のひとつです。個人的にはXTにMTの設定あったら嬉しいです。