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私は20年前にCD-Rの開発を行っていましたので、二十年のブランクはあるものの、玄人です。

CD-Rが普及を始めた十数年前、相性問題がＰＣ雑誌へ頻繁に掲載されていました。
当時は、ホントに「安かろう悪かろう」がハッキリしていました。
ちなみに、『That's CD-R』は国産最高峰の太陽誘電が生産しているブランドです。雑誌の比較では、リファレンスＣＤとして使われる程度の信頼性を得ています。

このディスクが正常動作しないのであれば、他に要因がありそうです。
最近のドライブは、非常に早く書き込みが可能なのですが、記録品質観点では、可能な範囲で遅くした方が記録品質がよくなります。
ところで、最近のCD-Rは、生産国のバラつきは少なく、粗悪品の流通は減っています。
減ってはいるものの、太陽誘電のディスク性能は比較になりません。圧倒的に高い品質を得ています。
十年程度前から、粗悪品が減り、それなりに使える品質で価格も安いことから、安価なバックアップメディアとして使われていました。重要なデータのバックアップは漏れなく太陽誘電製を使用します。
カーの再生機で、プレスのＣＤが正常に際されていることを考えると、再生機器のピックアップレンズの汚れが原因の筆頭です。タバコを吸われている方の場合は、驚くほど製品内部にヤニが残っています。そのヤニが光学系に付着すると、レーザーの反射光を得られずに、ご指摘の症状に至ります。

なお、市販されているカーCD用のクリーニングディスクを使ってはダメです。製品を破壊します。あきらめて、メーカーサービスに依頼することが適当だと思われます。

また、ディスクの車内放置は厳禁です。温度が高く、日光の紫外線が大敵です。