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ニコン AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8Gの拡大率は等倍（1:1）ですね。

リバースリングを使う場合、広角レンズをリバース取り付けすると拡大率が上がりますが電磁絞りのレンズだと絞り値を変えるのが難しくなるので絞り操作が手動の古いマニュアルフォーカスのレンズを使った方が使い易いです。
（マウントは何でも構いません）

24～28mmレンズのリバース取り付けだと拡大率は1:1.8～2、等倍の1.8～2倍ほどの大きさになりますがレンズと被写体の距離が極端に短くなるのでライティングが難しくなります。
（ワーキングディスタンスはレンズの先端から5cm前後）

35mmのリバース取り付けで1:1.5、等倍の1.5倍程度です。
（ワーキングディスタンスは6～7cm程度）

お使いの40mmレンズをリバース取り付けしても拡大率はほとんど変わらなく、電磁絞りが使えない分、撮影はし難くなります。

被写体とレンズの先端との距離を適度に離し、照明の自由度を上げるなら100mmクラスのマクロレンズとテレコンバーターの組み合わせで可能ですが現状ではシグマしかこの方法は推奨してません。
（メーカー純正のテレコンバーターはレンズの出っ張りが大きく元レンズと干渉して付けられない事も有ります）
シグマの場合、焦点距離やF値はテレコンバーターを付けた状態の数値に正しく換算されてEXIFデーターに記録されます。

シグマならMACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSMとシグマ APO TELE CONVERTER 2x EX DGの組み合わせで2倍までの撮影が出来ます。
（ワーキングディスタンスは10cm前後）

拡大率が高くなるほどピントの合う範囲が狭くなり絞り値を大きくしないと何が写ってるか分らなくなります。
（これはどんなレンズを使っても同じ、拡大率が同じなら焦点距離の短いレンズを使ってもピントの合う範囲は広がりません）

絞り値を大きくするとシャッタースピードも遅くなるので手持ち撮影は難しくなります。

ある程度まではISO感度を上げて対応しますがピント範囲が狭いので三脚とカメラを前後させるマクロスライダーなどの微動装置を使った方が良いです。
（マクロスライダーは雲台とカメラの間に入れてカメラ全体を前後させてピントの微調整をします）

また、シャッターを押す時のブレも大きく影響するのでミラーアップ設定にしてリモートレリーズを使ってシャッターを押した方が失敗し難いです。
（セルフタイマーを使う事も出来ますがミラーアップ設定でないとミラーの動く時の振動でぶれます）

少しでも安く等倍以上の撮影をしたいならリバースリングとMF広角レンズの組み合わせですが画質は現在のマクロレンズに比べると確実に落ちます。

画質や利便性を重視するならシグマのマクロレンズとテレコンバーターの方が良いです。
（その分、高くはなりますがMicro 40mmからのステップアップにもなるので妥当な金額だと思います）