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どこのメーカーもエントリー機のキットレンズはコストダウンが激しいですからね。昔はNikonはエントリー機にもいいレンズをキットレンズとしてつけていて、商売が下手だなぁと思いながらも、その実直さが好きだったのですが・・・(苦笑)ちなみに現在のキットレンズはそのほとんどがピントリングは最小になっており、レンズ先端部に申し訳なさ程度についているような感じですね。キットレンズの出来としては、現状ではSonyが一番まともかな。一番ダメなのがNikonという認識ですね、私の場合。ちなみに最初KONICAMINOLTAがこのタイプのキットレンズを出してきたとき、何かの冗談だろうと思ったものですが、いつの間にか主流になってしまいましたね。そのKONICAMINOLTAを引き継いだSonyがキットレンズに力を入れ、レンズの名門とも言えるNikonがコストを徹底的にそぎ落としたキットレンズを作っているというのはなんとも皮肉なものです。補足についてう～ん、ボディはNikonが良いというのも俗説に過ぎず、ほかのメーカーと比べて良いといえる根拠は無いんですよ。ただし、悪いといえるものでもなく、これは各社横並びというのが正しい理解です。また、Nikonの場合、エントリークラスは評価しづらいモデルで、結局キットレンズはD5000まではコストダウンが激しすぎるので、あまりお勧めできるレンズではありません。その意味ではNikonを買うのならD90という考え方になってしまいますね。個人的には、エントリー機では大差は無いものの、Nikonはそのブランド力で売れているカメラ、Canonはバランスよくまとめたカメラ、Sonyはコンデジからのステップアップに特に注目したカメラといえると考えています。ただし、いずれにしてもこのクラスのカメラは大きな性能差は無いので、最新型であれば好みのものを買ってしまって良いとも言えます。また、D40のレンズにせよ、D5000のレンズにせよ、何かの冗談だろうと思うようなレンズであるのは事実ですが、それでもコンデジに比べればはるかに性能は良く、また、使いこなせば、それなりの写真が撮れるのも事実です。なので、自分の予算の範囲でベストと思ったカメラを購入すれば良いと思いますよ。ただし、NikonのD40、D60、D3000、D5000はオートフォーカスの使えるレンズに制限があることだけ、記憶に留めて置けばOKです。つまり中古でレンズを買おうとした際に問題が出やすく、新品のレンズ購入時もレンズ内モーター搭載レンズを購入する必要があるということだけですね。