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MC前は、レギュラーガソリンはあくまで緊急時用で
出来る限り使わない方がいいです。
故障に繋がります。

MC後のエイトは、カタログパワーのダウンをしてまで
レギュラー対応をさせましたので、特に問題は起きません。

ですが、レギュラー入れるとパワーダウンで物凄く燃費落ちますよ。
ハイオク入れてた方が安上がりでした。（MC後で実験済み）

ハイオクとレギュラーの違い、わかってます？

ハイオクはレギュラーに比べて自己着火しにくいんですよ。

空気は圧縮すると熱を発生します。
それはエンジンの内部も同様です。

ピストンやローターで圧縮された空気は過熱し、場合によってはガソリンの自己着火温度まで上昇します。
するとエンジン内部でプラグによる着火の前に自己着火してしまい、ノッキングを起こします。
ノッキングが起きるとエンジンへ深刻なダメージを発生させます。


特に高出力NAの場合は高圧縮比であるため過熱量が多く、自己着火し易いです。
また高出力ターボの場合も過給圧が高いため自己着火し易くなります。

この自己着火を防ぐために自己着火性の低い（オクタン価の高い）ハイオクが使用されます。
意味があってハイオクなんですよ。

さて、これが高出力ロータリーエンジンならどうでしょう？
圧縮比が高く高出力。
これにレギュラーを入れて重大な故障につながらないと考えるほうがおかしいですよね。

疑問に思ったことの理由や意味が分からないならいつもと違うことはしない。
これが鉄則です。

ＲＸ－８に限らずハイオク車にレギュラーを入れるのは「あくまでも緊急用」でしょう。

入れたからといって直ぐに異常が出ることはないけど多くは勧めませんね。

普通の運転する分には大丈夫です。
但しレッドゾーン域の高回転時にノッキングが起きやすくなります。
ノッキングはエンジンブローに至りますので回し過ぎには気をつけて下さい。