DHT-M330の取扱説明書・マニュアル [全60ページ 2.54MB]
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41●その他の音声:3~5本程度のスピーカーを用いて360°の音場を再現することを目的につくられた信号です。各チャンネルのスピーカーが円を描くようにリスナーを囲み、360°均一な音場をつくることがポイントで、理想的には、サラウンドスピーカーもフロントと同様に『点』音源として機能させる必要があります。FL CSWFRSL SRこれら2種類のソースにはそれぞれ以上のような特徴があり、理想的な再生のためのスピーカーのセッティング、特にサラウンドスピーカーのセッティングには、互いに異なる部分があります。6.1/7.1チャンネルホームシアターへの拡張 (つづき)★サラウンドバックスピーカーについて6.1chシステムよって、従来の5.1chシステムに加えて新たに『サラウンドバック(SB)チャンネル』が生まれました。これによって、従来のマルチサラウンドスピーカーに合わせてサラウンドデザインされていたために出し難いとされていた真後ろへの定位を容易に実現できるようになりました。同時に側方から後方にかけての音像が絞られ、側方から後方へ回り込む音、正面から真後ろへ移動する音など、サラウンド信号の表現力が大幅に向上しました。FL CSWFR FL CSWFRSR ch SL chSL ch SR chSB ch5.1chシステムによる定位・音像の変化6.1chシステムによる定位・音像の変化サラウンドバックスピーカーを追加することにより6.1chで録音されたソースだけでなく、従来の2~5.1chソースでもよりサラウンド効果を高めることができます。本機は従来のドルビーサラウンド録音ソースやドルビーデジタル5.1ch、DTSサラウンド5.1chソースにおいて、サラウンドバックスピーカーを用いた最大7.1chのサラウンド再生を実現します。★サラウンドバックスピーカーの本数についてサラウンドバックチャンネルは、6.1chソース(DTS-ESなど)においては1chの再生信号ですが、2本のスピーカーを使用することを推奨します。特にダイポール特性のスピーカーを使用する場合は、2本使用することが必須となります。2本使用することにより、1本だけ使用した場合に比べてサラウンドチャンネルとの音のつながりやオフセンターで聞いた場合のサラウンドバックチャンネルの定位感を向上させることができます。★サラウンドバックスピーカーを使用する場合のサラウンドL、Rチャンネルの設置についてサラウンドバックスピーカーを使用することによって、後方の定位感が大幅に向上します。そのためサラウンドL、Rチャンネルの役割は、前後の音像のスムーズなつながりが重要になってきます。上図にもあるように、映画館におけるサラウンド信号は、リスナーの前方側面からも再生され、空間を漂うような音像を実現します。これらを再現するため、サラウンドL、Rチャンネルのスピーカーを従来よりやや前寄りに設置することを推奨します。なお、この場合従来の5.1chソースを6.1サラウンドモードで再生することによってサラウンド効果が高まる場合があります。サラウンドモードの選択は、それぞれのサラウンド効果を確認して決定してください。SR→SLと移動する音像の動きSR→SB→SLと移動する音像の動き
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