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運転好きならやはり「いつかは！」のポルシェではないでしょうか。リヤシート付きだと911しかなく、ものすごい値段になってしまいますが、2シーターのボクスターなら結構現実的な値段になってきます。決して安いなりでは無いようです。

あと最近クロウト筋で人気が出て来ているのがフィアット500ツインエアです。なんと今時直列2気筒のニューモデル。非力でもアナログ感覚に良く走って楽しいのだそうです。評論家も絶賛ですが、私の回りでも試乗に行った人はみんな楽しかったって言って帰ってきますね。ご夫婦して着飾って、敢えて高級ホテルの玄関にこのクルマで乗り付けるというのはオシャレだと思います。

ミニは内装にしろ走りにしろ、分かりやすさ重視のお子様向けという感じであまり好きではありません。個人的には大人の選択ではないと思ってます。ミニならBMW以前のものをマニュアルで探してくるとめちゃくちゃ楽しいのですが、安全面を考えると躊躇してしまいますね。

ミニと同じユニットを使うプジョーRCZ。そういう子供っぽい演出がなく、ものすごく走りが素直で、どこまでも走っていきたくなるような良い車です。200psのMTバージョンだと力強さにもまず不満は出ないと思います。

そのRCZよりも走りでは評価が高く、実際速いであろうメガーヌ・ルノー・スポール。カッコもヤル気マンマンって感じでいいです。

あとは今話題のトヨタ「ニュー」ハチロクでしょうか。兄弟車のスバルBRZの方がリヤを安定させる仕様になっているらしいので、大人の選択としてはBRZとなるでしょう。でも５０代で敢えて８６ってのもカッコイイと思います。世界唯一のフラット４のFRマシンです。

ちなみに今私は（ポルシェではない）ドイツ車に乗ってますが、今のドイツ勢って「総合的な商品価値の優れているクルマ」です。余り車にこだわりの無い人にとって堅実で、固く、賢い選択。だから「ソレ買っときゃ間違いないって」とは言えるのですが、年取ってから乗るとますますフケそうな気がします。

日本車は今や内装がチープです。昔は日本車は内装が良いと言われてきましたが、今や完全にドイツ勢に抜かれています。そしてそのドイツ勢とバトルを繰り広げてきたフランス勢にも抜かされています。一見地味なしつらえの中に猛烈な高品質感があるのです。一見高そうだけど実はめちゃくちゃ安いという、ドン○ホーテ的な日本車の内装では太刀打ちできません。