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96年式のミニに乗っています。
故障による入院は１回です。
私は『よく壊れる車』だとは思いませんが、
確かに『壊しやすい車』であることには間違いないと思います。
乗り手の方の問題ですね。
『車が壊れた、頭にくる』の考え方の方は無理だと思います。
『自分のミスで車を壊してしまった』の考えの方は大丈夫だと思います。
旧ミニを購入されるとしたら、2000年で今のBMWminiに変わったので一番新しい旧ミニだとしても10年前の車になります。前オーナーの方の乗り方で車の状態は大きく変わりますので、専門ショップか信頼置けるショップでの購入をお勧めします。
『壊しやすい車』と書きましたが、ミニは今の車みたいにメンテナンスフリーと言う訳にはいきません。たまにはボンネットを開けてオイルやラジエーターの水の確認くらいはやるよ。なんならちょっとオイル交換くらいは自分で挑戦してみようか・・・とか
今、街中で見かける車の中で安全性／居住性／操作性etc 多分一番不便な車ではないかと思います。
・ パワステ無いです（片手でクルクルなんてできません）
・ パワーウィンドウ何それ？（クルクルして窓の開け閉め）
・９７年以前にはエアバックが無い（９７年以降でも運転席のみ）
・ エンジン音がうるさくて音楽あまり聞こえないし
・ 雨の日のワイパーなんてお情け程度
・ ブレーキの効きも悪い
・ ライト暗い
・ エンジンスタートキー、ドアのキー、給油口のキーなんと３つもある
・ エアコンが年式によっては無い（ついていてもあまり効かない）
・ サスペンションのスプリングの部分がなんとゴムの固まりで出来ている（ぴょんぴょん跳ねた感じで走る）
・ ダッシュボードの上に何か置くと視界が悪くなる
・ AT車ではパワステオイルとエンジンオイルが共用なので細めなオイル交換が必要（MT車でもとにかくミニはオイルが命）
・ アクセルとブレーキペダルが異様に近い（踏み間違えないように段差がある）
・ 運転席のセンターとハンドルのセンターがずれている
・ ドリンクホルダー無い
・ 今の軽自動車より小さいくせに税金なども普通自動車の金額がかかる
・ シガーライターソケット無いから電源が簡単にとれない
・ 灰皿も３本で満杯になる
・ トランク狭い（当然ゴルフのキャディバックは入らない）
まだまだ書ききれない『あっ』と思うような不便な事がたくさんあります。

ただミニは1959年発売以来2000年までの約40年間ほとんどその姿を変えず、BMC（モーリスとオースチンの共同出資会社）、ローバーなど販売メーカを変えながらも（日本で言ったら同じ車をホンダのあとに日産などが引き継ぎ生産販売するようなもの、こんな車ほかにあるにあるのかな？）乗り継がれて、今でも多くのミニ乗りの方がいらっしゃいます。
ドレスアップのパーツや気持ちですが安全性や快適性などを向上させるパーツは他の車では類を見ないほど豊富にありますので、自分だけのミニを楽しめます。（オリジナルのままで乗っている人のほうが少ないでしょうね）
安全運転と愛情を持って乗れば、数多くの不便ささえも楽しくなる魅力ある車だと思います。

↓このサイト訪れてみたらミニの悲惨さ、楽しさがよくわかると思いますよ
http://www.minitada.com/index2.html