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nurburgringnordschleife0909さんへ

十分に研究されていますよ。日本のメーカーの技術は進んでいます。但し・・・
お手数ですが、一先ずこちらをご一読下さい。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1076278285

今は、ノッキング等の自己不正着火が問題に成らないディーゼルが、過給の助力を得て大トルクを発揮する様に成って来ています。しかしこれは、過給の威力も"込み"なのです。決してディーゼルの実力ではありません。
ノッキングの問題を解決してガソリンでも大々的に過給を適用したら、燃料冷却をせずに高過給圧を掛けられる様に成ったら。。。

ディーゼルとは違って、もう既に排ガス対策も済んでいるガソリンエンジンの方が、小型車クラスには向いているとは言えないでしょうか?
革新的なエンジンの登場待ち、なのです。

尚、回答の中に燃料性状の違いを挙げられる方が居られますが、現在では日本はサルファフリー軽油に成っています。DPFやらSCRの採用が出来る様に成ったのも、硫黄分から生成される亜硫酸ガス被毒の問題が解消されたからです。
同じく、NOx抑制の切り札であるEGRも、硫酸の還流による腐蝕摩耗の心配が減ったからこそ本格採用出来た技術です。
もし本気でEGRをやる積りなら、ガソリンエンジンも搭載して、その排ガスを浄化後に冷却してディーゼルに吸わせる事でNOxを抑制する、という特許さえ在ります。
要はそこ迄徹底する気は無かった、金が無かった、高過ぎてユーザーに買って貰える見込みが無かった、と言う事です。

もう一点。
日本ではかつて、紙面に「光化学スモッグ」やら「オキシダント濃度」等の用語が載らない日は無い程に、大気汚染に悩まされた経験が有ります。から、NOx対策は急務でした。
ディーゼルでNOx抑制をやると、燃料の噴射時期を遅らせて燃焼最高温度を下げるしかありません。が、これは黒煙急増とトルク低下を招く、やりたく無い策でした。
そこで業界Topが採ったのは、計測する速度で"だけ"噴射時期を遅延させる電子タイマーで、走行全体では燃費低下も黒煙急増も生じない様にした「工夫」(=欺瞞)だったのです。
「こりゃオカシイだろ」と心有る人は考えたので、煤入りペットボトルを振って記者会見、と相成ったのが8都県市条例の真相です。
元はと言えば、信号が異常に多い日本の幹線道路や都市計画が災いした、その結果欧州では一般化した、トラックのTurbo過給で少排気量化 & 排ガス浄化が日本には導入出来なかったと言う事なのです。

ル・マンは、ディーゼルのイメージアップの為にレギュレーションをいじった結果、と言う事です。F-1をディーゼルが席巻すれば、真に実力が有る事に成りますけど、前記でご紹介した通りで、時間損というポテンシャルの部分で負けている事が判っていますから、わざわざディーゼルを引っ張り出して来る事も無かろうと考えます。