LEICA X2の取扱説明書・マニュアル [全83ページ 4.18MB]
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gizport - 2013-09-09
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赤目軽減オートモード – 赤目現象は、ポートレート撮影などでフラッシュ光が被写体の目の角膜に反射して起きる現象です。したがって、赤目を防ぐ最適な方法は、フラッシュ光が被写体の目に正面から直接入らないようにすることです。赤目現象は、暗い場所で目の瞳孔が開いているときに起きやすくなります。そこで、例えば屋内で撮影するときは、照明を明るくして被写体の瞳孔を閉じ気味にしておけば、赤目現象を軽減できます。赤目軽減オートモードでは、メイン発光の直前に予備発光し、カメラを見ている被写体の瞳孔を閉じさせることで、赤目現象を軽減します。強制発光モード – 逆光時に主要被写体が画面の一部しか占めていなかったり陰になったりしているときや、直射日光下などでコントラストを抑えたいとき(日中シン ク ロ )に 選 び ま す。オートモードとほぼ同じ発光方式ですが、周囲の明るさにかかわらず、撮影ごとに必ず発光します。発光量は周囲の明るさに応じて調整されます。暗い場所では発光量はオートモードと同じですが、明るくなるほど発光量は少なくなります(最大で-1 2/3EV)。明 る い 場 所 で は 、陰 に な って い る 前 景 や 逆 光 の 被 写 体 に補助光としてフラッシュ光を当てて、明るさのバランスを整えて撮影できます。赤目軽減強制発光モード – 強制発光モードに赤目軽減機能が備わったモードです。赤目を軽減しながら強制発光したいときに選びます。スローシンクロモード – 前景にフラッシュ光を当てながら暗い背景も明るくして、全体をバランスよく撮影できます。他のフラッシュモードでは、画像がぶれるのを防ぐために1/30秒より遅いシャッタースピードには設定されません。そのため、フラッシュ光が届かない背景は露出アンダーになりがちです。スローシンクロモードでは、シャッタースピードがさらに遅く(30秒まで)設定されるため、背景も自然な明るさにして撮影できます。メモ自動設定されるシャッタースピードの下限は、[ ISO オート設定](3.3、38ペ ー ジ )で 設 定 で き ま す。ま た 、[ISO オート設定]の 設 定 に よって は 、ISO感度を上げることが優先的に行われるため、シャッタースピードが遅く設定されないことがあります。赤目軽減スローシンクロモード – スローシンクロモードに赤目軽減機能が備わったモードです。赤目を軽減しながらスローシンクロモードを使いたいときに選びます。55
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