LEICA X2の取扱説明書・マニュアル [全83ページ 4.18MB]
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gizport - 2013-09-09
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スタジオモード – スレーブ機能(カメラ側のフラッシュ発光に同調して発光する機能)付きのスタジオ用ストロボなどの外部フラッシュを使って撮影するためのモードです。通常のフラッシュ撮影では使えません。メモ、 、 モードでシャッタースピードを遅くして撮影するとき は 、手 ぶ れ を 防 ぐ た め に 、三 脚 を 使 う な ど し て 本 機 を 固 定 す る こ と を おす す め し ま す。ま た 、ISO感 度(38ページ)を上げればシャッタースピードを速めに設定できるので、手ブレを抑えることができます。フラッシュ光の最大到達距離フラッシュ光が届く範囲は、絞り値やISO感 度 に よって 異 なりま す。上 手に撮影するには、被写体がフラッシュの届く範囲内にあることを確認することが大切です。本機で設定できるISO感度とフラッシュ光の最大到達距離は次のとおりです。 ISO感度 最大到達距離1 ISO 100 約2.0m ISO 200 約2.8m ISO 400 約4.0m ISO 800 約5.6m ISO 1600 約8.0m ISO 3200 約1m ISO 6400 約16 m ISO 12500 約22 m1 F2.8時。他の絞り値では、これらの距離より短くなります。フラッシュ発光のタイミングフラッシュ撮影時の光源は、定常光とフラッシュ光の2つ で す。フ ラ ッ シ ュが光るのはほんの一瞬だけなので、フラッシュ光だけに照らされた部分や、主にフラッシュ光に照らされた部分は、ピントさえ合っていれば、ぶれずにきわめてシャープに写ります。一方、定常光に照らされている部分や、自らが光を発している背景などの部分は、同じ写真の中でもシャープさが異なって写ります。これらの部分がどの程度ぶれて写るかは、次の2つの要素によって決まります。1. シャッタースピード(撮像素子がこれらの部分を光として受け止める時間)2. 撮影中に被写体やカメラ自体が動く速さシャッタースピードが遅いほど、または被写体やカメラ自体の動きが速いほど、まるで多重露光したかのようにシャープさが大きく異なって写ります。通常のフラッシュ撮影では、露光の始め、すなわちシャッターが開き切った直後にフラッシュが発光するので、写真が不自然になることがあります。例えば、走行中の自動車の場合は、テールランプの光跡が自動車を追い越しているように写ります。本機では、フラッシュが発光するタイミングを、露光の始まり(通常のタイミング)と露光の終わり(シャッターが閉じる直前)から選べます。露光の終わりに発光すれば、被写体の動きの最後の瞬間をシャープに写し出すことができます。つまり、自動車の後にテールランプの光跡が続く自然な写真になります。露光の終わりに発光することで、被写体の動きをより自然に強調して写すことができます。フ ラ ッ シュ発 光 の タ イミン グ を 選 ぶ に は 、メニ ュー 画 面 で[ フラッシュ発光](3.14)を選び、サブメニューで希望のタイミングを選びます。56
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