447

view

BMWのMINIは、すでに一度「フルモデルチェンジ」されています。外見がほとんど変わっていないので、フルモデルチェンジされていることに気づかない人も多い。
BMWのミニとして発売されたのは2001年ですが、日本での発売は2002年3月2日からです。（ミニ=32の語呂合わせ）
2002～2007年2月までの型、R50（ワン、クーパー）、R52（コンバーチブル）、R53（クーパーS）は、基本設計は旧ローバーでエンジンはクライスラー製。この時期のMINIは非常に故障が多いことで有名。（特に電動パワステとパワーウィンドウが顕著らしいですな。）

買うなら2007年2月以降の物をお勧めします。すべてBMWが基本設計をやり直し、エンジンもBMW製（正確にはPSA（プジョー・シトロエン）グループとの共同開発品）に変更されています。

フルモデルチェンジ以降の型は、日本車と変わらないくらい故障は聞きません。誤解の無い様に書き加えますが、「部品交換」は日本車より多く発生しますよ。部品交換・部品寿命に対する考え方が違うので。（例えば良く引き合いに出されるのが「ブレーキディスク」ですね。日本車のブレーキディスクはほとんど減らず、パッドのみ交換で10万キロ普通に走るけどブレーキ性能はそれなり。対して欧州車はブレーキディスク・パッドとも減るのが早く、パッド2回に1回の割でディスクも要交換。しかしブレーキ性能とタッチは一味違いますよ。）

なお私は2010年式R56クーパーS 6MTを所有しています。幸い、これまで故障は1件も発生していません。（故障が少なくなったからか、ディーラーの対応が急に悪くなったとウワサされていますが、私はまだ感じたことは無いですね～。）

中古価格の相場は、先代は100万円台前半で推移していますが、現行型は190万円台～ですね。

予算150万円だと、ちょっと厳しいですね。現行型で予算に収まる場合は、何らかの故障を抱えていたり、過走行だったり、修復歴有りだったり・・・。