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2010年式 クーパーS MTを所有しています。

まず、質問者がどこまでの走りを求めるのか？ハッキリさせないと決められません。同じ1,600ccでも、NAのスイフトスポーツとターボのクーパーSでは、走りと加速感は「別物」です。
そこまで走りにこだわっていない・MINIが好き、というのであれば、先の方が書いたONEという選択肢も出てきますが・・・。
※以前、点検中の代車でクーパー・クラブマンATを運転したことありますが・・・走り出してすぐの感想は「うわぁ かったるい！」です。私は元々ターボ車が好きなのでクーパーS以外の選択肢は無かったのですが。

先の人も書いたように、クーパーSのサスペンションは固いので、正直、乗り心地はいまいちですし、段差などでポンポン跳ねますが、峠道や高速走行ではビシッと安定して走れます。（これも、質問者がどこまで求めるのか？ 次第です。）

あと・・・外見がほとんど変わらないので気付かない人も多いんですが、2006年（日本では2007年）にフルモデルチェンジされています。フルモデルチェンジ前 / 後で何が違うか？ ずばり、故障頻度が違う、です。
フル前のモデル（R53）は、旧ローバーが基本設計したもの。ローバーが経営破綻したあと、BMWが基本設計を引き継ぎ完成させたのが初代BMW ミニです。エンジンもBMW製ではないんですな。（クライスラー製です。）
AT / MT、どちらのモデルを選ばれるのか解りませんが、特にATモデル（全てCVT）はギクシャクして不評です。BMW曰く、「ミニはMTで乗り回してもらいたい車」だそうで、わざとシフトショックを感じられるセッティングにしたらしいんですが・・・。
あと、フル前はターボではなくスーパーチャージャですね。
フル後のモデル（R56)は、BMWが細部から設計しなおしたもので、エンジンもBMW製。（正確には、BMWとフランス・プジョー / シトロエングループとの共同開発品）
初代で不満が多かった故障頻度も大幅に改善されました。ATは日本のアイシン製です。

当然中古車価格はフル後が高いのですが、その後の維持費と精神的安心度を考えると2007年式以降・R56を選んだ方が後悔しないでしょう。ただし、日本車とは考え方が違うので、（故障ではなく）消耗部品の交換頻度は2007年式以降でも日本車よりは多く、維持費はかかりますよ。
※どういった業界に進まれるのか判りませんが、就職したての収入で問題なく維持できるか否か・・・？ 失礼ながら、かなり厳しいのではないかと推察します。自宅通勤か否かなど、その他の条件にも左右されますが。（ちなみにハイオク指定で、平均燃費は14～15km/Lってとこです。）

クラブマンやクロースオーバでない、ハッチバックは、後席はハッキリ言って狭いですよ。また、日本車のような物入れも少ないしトランクスペースも狭い。（私が以前乗っていた1997年式・トヨタ・スターレット・ターボより狭いんです。）
・・・まぁこれは、「友人とのドライブを優先させるか、走りを優先させるか」にもよります。どちらが優れているかって話ではない。

私の印象でいうと・・・スイフトスポーツの方が向いていると感じますね。どうしてもターボの走りが欲しいのであれば・・・日本車なら現行コンパクトカーだと三菱・コルト・ラリーアートしかないですね。

まずは両車を試乗してみて確認してください。