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W203の初期モデルはコンピュータが絡んだりする高価な故障が多いことでは有名でしたが、毎年改良が繰り返され、2003年秋の3回目のランニングチェンジでほぼ不具合対策が終わり、2004年夏の後期モデルからは故障が非常に少ない車になりました。

http://response.jp/article/2009/06/04/125543.html

http://www.adac.de/infotestrat/unfall-schaeden-und-panne/pannenstatistik/pannenstatistik_detailergebnisse_2009/pannenstatistik_mittelklasse.aspx?ComponentId=40187&SourcePageId=47921

ですから挙げられた3台は故障率についてはどれも同じで、あとは運次第です。
因みに私は2004年秋モデルに乗っていますが、今年7年目に入っても故障や不具合は皆無です。
とは言っても車ですし、ベンツはCクラスであっても国産の同クラスの車よりは装備が多いですから、今後も故障に全く出会わないというのは考えない方が良さそうです。
心配でしたら故障対策費として20万円ほど、どこかによけておけば気が楽なのではないですか。

ただ、故障率は変わらなくても、更に毎年改良が繰り返され、サスペンションの味付けなどが変更されて、あとになればなるほど成熟した車になっているとされています(私が乗り比べた範囲では殆ど差が分かりませんでしたが)。

C180は外装が白とシルバーの場合は射出成形したままの黒いプラスチックのドアハンドルが貧相に見えますし、C200には付いているメモリー付き電動シート、イージーエントリー、電動チルト＆テレスコピックハンドル、サイバイザーミラー照明、乗降照明、シートバックポケット他、省かれている装備が多いので、新車の場合はその分、価格がかなり低いので買う意味はありますが、中古車では価格差が大幅に縮小するのでC180を買う意味はないと思います。
ただ、C180でもアバンギャルドモデルであれば、ボディ同色ドアハンドルや、バイキセノンヘッドライトなどの有用な装備が付いていますから選ぶ意味はそれなりにあります。

維持費は今のところ、同時所有の国産車の20%アップ位で推移しています。
ブレーキが強力な代わりに寿命が短く、部品や消耗品が高く、ディーラーの整備費も高いですから、整備費単独では国産車の2倍ほどかかるのですが、もっとお金のかかる任意保険、自動車税、ガソリン代、車検の諸経費などは国産車とほぼ同じなので、トータルとしてはそれくらいの差になっています。
駐車場を借りていたりすればその差はもっと小さくなるでしょう。
ですからこのくらいの維持費の差が問題になるようであれば、ベンツの維持は無理だと思います。

それと、①の検なしというのは、車両価格の中に車検取得費用が含まれているのではありませんか？
普通、認定中古車は検切れ車の販売は車検費用込みの車両価格で表示しているはずですが、お店に確認してみて下さい。

以上のことから、私のお薦めは①か③のどちらか試乗して財布とも相談の上で気に入った方、と言うことでしょうか。