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信頼性の高さで選ぶのであればメルセデスＣクラスだと思いますが、

http://response.jp/article/2009/06/04/125543.html

どの車を買うにしても、新車、またはここ5年以内の正規ディーラーの認定中古車を買うのであれば、故障率はどれも大した違いはありません。

http://www.adac.de/infotestrat/unfall-schaeden-und-panne/pannenstatistik/suchergebnis.aspx?pklid=9&pstatid=5&ReturnUrl=5uEyBA6KBgNKCARK55ZyBARCzNqr0u23BTXFzyqpzAcxCLRyzAa1CLRyzAZyC5X3xLErxLEz5uXFBARpzocy0gN8ym68C5X3xLE4HeZ_

因みに、私が乗る今年10年目に入るメルセデスＣクラスも去年、ブローバイホースの交換をしたのみで、それ以外の故障はまだありません。
かつて評判の悪かったエアコンも、これら３車は全て日本製のエアコンを使っています。
最近のドイツ車の故障率は日本車を凌ぐほどの水準に達している車種もあるのです。

ただ、ＣクラスではマークＸからの乗り換えでは少し小さく感じるかも知れません。
でも子供達が独立して、夫婦２人でドライブ旅行などに乗り回すのが主でたまに４人乗車というのであれば充分の大きさですし、遠くまで疲れず安全にの、車の基本コンセプトに忠実で、遠距離走っても楽で疲れない車をお望みならばうってつけの車ではあります。
楽ちんドライブを指向していますから、レーダークルーズなども標準装備しています。
ＥクラスならマークＸ以上のゆったりさがありますが、装備が多くなる分は若干信頼性はＣクラスよりは落ちます。
ベンツらしい乗り味の車を選ぶ場合のポイントはいずれの車種を選ぶにしてもスポーツサスペンションを装備しているモデルは選ばないことです。
これを選んでしまうとアウディやＢＭＷ並にハードな足回りとなります。

ＢＭＷとアウディはスポーツ走行を指向した趣味の車で、乗り心地が少しハードなのでマークＸから乗り換えるとビックリするかも知れませんが、ソリッドでクイックなステアリングを繰って峠道を楽しく走り回ったりするのが好きというのであれば選択肢として大いに有りです。
自分で積極的に運転に関与するという考え方をしていますから、オートクルーズも標準では付いていない車種が多いですが。
ただ、同乗されるご家族の意見は予め充分に確認しておく方が良いかも知れません。
我が家には古いBMW3もあるのですが、乗り心地が悪いと言って家族は誰も同乗してくれないので距離も伸びず、そろそろ手放す時期かなと思っています。

次に、メンテ性重視ということは、オイル交換やバッテリー交換程度ならご自分で整備すると言うことでしょうか。
であればこれもメルセデスですかね。
私もオイル交換やバッテリー、プラグ、フィルター類交換くらいは自分でやっています。
ベンツという車はドイツのタクシー需要の大部分をまかなっていますし、まともな整備工場もない世界の僻地まで使われている車なので、整備が簡単に出来るような工夫が各所に見られます。
今の車は高度にコンピュータ化されており、バッテリー交換後などは各種のリセット作業が必要で、BMWは機械的な複数箇所の同時接点短絡などを使いますが、メルセデスはこれらの作業がインパネ操作で簡単に出来る工夫もされています。
但し取扱説明書には書いてありませんから、ネットなどでやり方を調べる必要がある項目が多いです。
全てディーラー任せにするというのであれば当然、どの車でも問題なしです。

国産車との維持方法の違いだけは予め心得ておくべきで、これらドイツ車は5万キロを過ぎる頃からブレーキ類、ブッシュ、マウント、ベルト、センサー類などを順次交換しながら10年、20年と、長い年月乗り続けるという乗り方をします。
新車保証が切れる3年から5年を過ぎると、故障はしなくてもこれらの長期消耗部品類の整備費がかかるようになりますから、同じクラスの国産車の１割から多い時で２割程度、年間維持費が上がるようになります。
私が乗るＣクラスで年間走行5千キロ程度で今のところ年間維持費が35～40万円かかっていますが、アコードの方は30万円ほどですから、やはり日本車よりは維持費は多少高くなります。

あとはなんと言っても試乗ですね。
これら３車は味付けが極端に違い、乗る人の性格によって好みが大きく分かれる車種同士ですから、結論は意外に簡単に出るかも知れません。