α-9の取扱説明書・マニュアル [全59ページ 2.22MB]
a9j.pdf
gizport - 2013-08-18
http://www.kenko-tokina.co.jp/.../a9j.pdf - 2.22MB
- キャッシュ
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6766 フラッシュ撮影の際、フラッシュの光量だけで露出を補正することができます (フラッシュ調光補正) 。フラッシュ光の届かない背景の露出はそのままで、フラッシュ光が届く主被写体だけの露出を変えることができます。●ネガフィルムではプリント時に補正されるため、効果が出にくくなります。フラッシュ調光補正ダイヤルを、希望の補正量の位置まで回します。●調光補正は1/2段ステップ、補正範囲は±3段までです。露出補正ダイヤルロックレバーを矢印側 (赤色側) にすると、露出補正ダイヤルがロックされ、フラッシュ調光補正ダイヤルが回しやすくなります。ハイスピードシンクロ撮影通常のフラッシュ撮影別売のプログラムフラッシュ5400HSをこのカメラに取り付けて、5400HSをスタンダードモード ( が表示されている状態) にします。すると、フラッシュ同調シャッター速度の制限がなくなり、カメラの持つシャッター速度全域 (30秒~1/12000秒) でフラッシュ撮影ができるようになります。その結果、絞り値の選択幅が広がりますので、フラッシュを使った撮影でも絞りを開けて背景をぼかし、人物が浮き上がって見えるポートレートらしい写真を撮ることができます。またAモードやMモードで開放側の絞り値でフラッシュ撮影をするとき、背景が非常に明るくて通常は露出オーバーとなるようなシーンでも、高速シャッターを使って適正露出にすることができます。●簡易ミラーアップ機能選択時には、ハイスピードシンクロ撮影はできません。●ハイスピードシンクロ撮影となるときは、プレビュー (絞り込み) ボタンを押している間はシャッターが切れません。●蛍光灯下で撮影するときは適正露出が得られないことがありますので、1/300秒より高速のシャッター速度にしないでください。●ハイスピードシンクロ撮影時 (フラッシュ背面の が点灯しているとき) には、撮影の直前にフラッシュが一度発光するため、フラッシュメーター、カラーメーターの使用はできません。ハイスピードシンクロ (HSS) 撮影をするには、別売のプログラムフラッシュ5400HSが必要です。●ハイスピードシンクロ撮影となるときは、ファインダー内に が点灯します。●ハイスピードシンクロ撮影となるときは、通常のフラッシュ撮影よりも調光距離の範囲が短くなります。撮影前に、被写体がプログラムフラッシュ5400HSの表示部に表示されている距離の範囲内にあるかどうか確認してください。フラッシュ調光補正ハイスピードシンクロ (HSS) 撮影フラ シ 撮影●TTL調光ではないマニュアルフラッシュ撮影の場合は、調光補正値に関係なく、設定された光量でフル発光します。●フラッシュ光も定常光も含めた画面全体の露出レベルを補正するときは、露出補正を行なってください (46ページ参照) 。このときフラッシュ調光補正も設定していると、フラッシュ光に対しては二重に補正がかかることになります。
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