LEICA X1の取扱説明書・マニュアル [全69ページ 2.46MB]
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gizport - 2013-09-01
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AF ロック構図によっては、 メインの被写体が画像の中央にないほうがいい場合もあります。 しかし、 メインの被写体を最初から画像の端におくと、 近くあるいは遠くの被写体を基にして測定が行なわれてしまうことがよくあります。 1点AF およびスポット AF モ ー ド(32/33 ページを参照)の場合はシャープネスの影響を受け、 AE モードP、 T そして A(37/38/39 ページを参照)の場合は輝度の違いの影響が出ます。 結果として、 メインの被写体にピントが合わなかったり、 メインの被写体が明るすぎるあるいは暗すぎるという状態になってしまうことがあり ま す 。 このような問題を解決するために、 ライカX1 はAF ロック機能を用意しています。 この機能により、 メインの被写体を最初に測定し、 それから最終設定を行ない撮影を行なうまで、 その設定を保存することがで き ま す 。 設定方法:1. 各AF フレーム (2.1.8/2.1.9) 及び緑色の測光スポット (2.10) を 、 ピント/露出調整をしたい被写体の部分に向けます。 シャッターボタン を 半 押 し(22 ページを参照)してピントと露出を決めて固定すると 、 AF フレームの色が緑色に変わり、 フォーカス信号 (1.17) が点灯し ま す 。 2. シャッターボタンを半押ししたままで、 カメラを動かし、 最終的な構図を選びます。 3. シャッター・ボタンを全押しして、 撮影します。 注 記:撮影前に、 何度でも測定値をロックすることができます。 露出補正露出計は、 通常つまり平均的な被写体を基に設定されています。 そのため、 被写体がこの要件に合わない場合、 例えば、 画面の広範囲を白い雪や黒の蒸気機関車などが占めている場合に、 異なる写真で全く同じ露出設定を使いたいときなどは、 いちいちAE ロ ッ ク 機 能( 前項を参照)を使うよりも、 適切な露出値補正を適用する方が便利な場合 が あ り ま す 。 1. 露出補正をするには、 十字ボタンのアップ( EV )・ ボ タ ン (1.21) を 一度押 し ま す 。 • サブメニューが表示されます。 2. 十字ボタンの右/左ボタン (1.25/1.22) を使って補正量を設定します。 補正範囲は、 1/3段ステップ ±3 段 で す 。 • 設定中、 画面の画像が暗くなったり明るくなったりするので、 効果が確認できます。 3. シャッターボタン (1.8) あるいは MENU/SET ボタン (1.23) のどちらかを押して設定を保存します。 • 露出補正のシンボルおよび設定値2.1.21) が表示されます。 40
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