LEICA X1の取扱説明書・マニュアル [全69ページ 2.46MB]
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gizport - 2013-09-01
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43プリ発光を伴う自動発光- (赤目緩和機能)赤目現象は、 フラッシュの光が目の角膜に反射してカメラに写る現象で、 人物撮影やグループ撮影などで起こります。 写真を撮られる人物がカメラを直接見ないのが一番いい方法です。 環境光が少なくて瞳孔が開いている状態では赤目現象はひどくなります。 そこで、 例えば屋内で撮影する場合、 部屋の照明を明るくしておけば、 瞳孔が若干閉じるので、 赤目現象は緩和できます。 シャッターボタンを押すとメイン発光を発光させる前にプリ発光を発光させることで、 カメラの方を向いている人物の目の瞳孔を収縮させ、 「赤目効果」を軽減することができます。 手動発光(強制発光) - 逆光撮影などでメインの被写体がフレームいっぱいに入っていないときや陰になっているとき、 あるいは直射日光などでハイコントラストを抑えたいときなど(日中シンクロ)に使います。 このモードを使うと、 環境光の状態に関わらず、 撮影するたびに毎回、 発光します。 それ以外は、 自動発光機能を使うモードと同じです。 この場合は、 屋外の測光値を基にフラッシュ性能が制御されます。 薄暗い場所では自動発光モードと同じ発光量ですが、 明るさが増すにつれて、 発光量は減少します(最高 –12/3EV ) 。 フ ラ ッ シ ュ は 、 日 中 シ ンクロ、 つまり、 前景にある暗い部分や逆光が当たっている被写体を明るくし、 全体の光量をよりバランスの取れたものにするためにも使えま す 。 プリ発光を伴う手動発光 - 今まで述べてきた状況および機能を組み合わせた撮影に使います。 ゆっくりめのシャッタースピードでの自動発光 - 背景が暗く、 前景をフラッシュで明るくして、 より適切な(明るめの)写真にしたいときに使うモードです。 画像がぼやけるのを防ぐために、 シャッタースピードはフラッシュを使う他のモードでは 1/30秒を超えません。 フラッシュ撮影では、 フラッシュの光が届かない距離にある背景は露光不足になりがちです。 環境光を十分取り入れるために、 ゆっくりめのシャッタースピード(最高30 秒)を可能にしています。 注 釈:シャッタースピードをどれだけ遅くできるかは、 ISOオート設定(自動ISO 感度設定) ( 3.3 , 29 ぺージを参照) で決めることができます。 AUTO ISO Setup(自動ISO セットアップ)の設定によっては、 ISO 感度を上げることが優先されるので、 シャッタースピードを遅くする必要がない場合もあります。 ゆっくりめのシャッタースピードでのプリ発光を伴う自動発光 - 今まで述べてきた状況および機能を組み合わせた撮影に使います。
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