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１ナンバー化（用途変更という）には構造要件への適合が必要で
適合していれば、構造変更検査により用途変更が出来ます

構造要件の主なものを下記します
１．物品積載設備の面積が１平方メートル以上
この物品積載設備とは平面な荷室のこと

２．乗車設備の面積と物品積載設備の面積は物品積載面積のほうが広いこと
この乗車設備とは運転席より後方の乗車席のことで、トレイルブレーザーでは後ろのシートのこと
この後部座席がリクライニングする場合は最大限リクライニングした状態です
簡単に言ってしまえば運転席を利用する状態にして、その背当て後部から、後部座席背当ての後ろまでの長さと、それ以降テールゲートまでの長さを比べて、後ろの長さのほうが長い状態が適合

３．乗車設備の乗車人員重量より積載荷重の方が大きいこと
この場合、乗車人員の重量は後部座席の定員を55ｋｇで乗じて得た数値をさし
積載荷重はトレイルブレーザーの場合正規輸入車では届出車両総重量、前後の軸重および、乗員重量、その時の燃料残量から逆算した追加燃料重量と荷重計に載せて測定した重量から計算して出した最大積載量です
なお並行輸入車の場合は運転席ドア開けたところにGMのステッカーでGVWRなどが記載されているのでそれで上記の計算をします

４．物品積載口が800ｍｍ×800ｍｍ以上の開口があること
たぶんテールゲートは絶対にこれ以上の開口があるはず

５．３の計算で積載量が500ｋｇを超えた場合は乗車設備と物品積載設備の間に隔壁があること
多分500ｋｇ以下なので乗車設備の背当てがそのかわりになるはず

６．タイヤはロードインデックスが軸重の1/2以上あること

７．アルミホイールの場合はJWL-Tの刻印があるか、メーカー純正品であること・・・
これはなにがなんでもJWL-Tで無いといけないという検査場とメーカー純正でもOKという検査場があるみたい・・・
自分は「メーカー純正でもOK」といわれました

８．最大積載量のステッカーの車両後面への貼付

トレイルブレーザーはEXTで無ければ３列目は無いはずなので大きな改造なしに適合できるかな・・・

構造要件は「自動車の用途等の区分について（依命通達）」というもので
http://www.mlit.go.jp/jidosha/kensatoroku/kensa/kns07_1.htm
を参照
タイヤおよびアルミホイールについては「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」の第八十九条に詳細があります